プラスチック資源循環の促進を目指した講演スライドです。

私たちは環境からプラスチック廃棄物をなくす取り組みを支援する国際非営利団体です。現在、プラスチックのバリューチェーン全体から約70の企業が参加し、地域社会、市民社会グループ、国際組織、政府と連携して活動を行っています。

ミッション - プラスチック廃棄物の根絶と循環型経済への移行を支援する

AEPWは、環境へのプラスチック廃棄物流出を根絶するために、新技術の開発を後押しし、循環型のビジネスモデルを構築して、持続可能なソリューションを生み出すグローバルラボ の役割を果たしています。

現在、世界で50以上のプロジェクト

環境中のプラスチック廃棄物をなくすという課題は複雑ですが、克服できないわけではありません。グローバルサウスと呼ばれる新興国や発展途上国では、ごみ処理施設への投資が慢性的に不足しており、今も大量のごみが埋め立てや焼却処分にされています。そこで、私たちは、地方政府と連携して統合的廃棄物処理システムを構築し、埋立地や焼却場に直接運ばれるプラスチックごみの量を減らす取り組みを行っています。グローバルノース(先進国) では、 循環型経済の実現に必要なイノベーションの創出に重点を置いています。これには、インテリジェントで高機能な廃棄物分別システム への投資、多種多様なプラスチックをリサイクルするための新たなソリューション開発の奨励、再利用可能な包装材への移行が含まれます。私たちは、バリューチェーン上流からのアプローチを含めた、環境中のプラスチック廃棄物をなくすという地域社会の取り組みに調整し、かつプラスチックの資源循環におけるギャップを解消する総合的なソリューションの提供を目指しています。

日本におけるプロジェクト

ニュース

国際環境NPO団体AEPW、 プラスチック廃棄物を削減しリサイクル率を向上するための27の施策を発表

AEPWが公表した「プラスチック廃棄物管理に関するフレームワーク」では、廃棄物管理システムを向上させるための国家行動計画の策定と、体制の見直しに役立てることができる政策と施策のフレームワークを示しました。

テイクアウト容器の廃棄を減らすことを目的としたリユース可能な容 器シェアリングサービスの実証実験を、中野セントラルパークで実施

~株式会社丸井グループ、東京建物株式会社、株式会社カマンとともに、中野からはじまるゼロウェイストな未来に向けた取り組みを推進~

AEPW、プラスチック資源循環促進のため 国内初のプロジェクトを開始

廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス (Alliance to End Plastic Waste, 略称AEPW) は本日、日本のスタートアップ企業である株式会社カマン(以下「カマン」)と レ コテック株式会社(以下、「レコテック」)に対し、その事業拡大を支援するための資金と技術的知見を提 供すると発表しました。また、AEPW の創設メンバーである三井化学株式会社(以下「三井化学」)と 三菱ケミカル株式会社(以下「三菱ケミカル」)は、それぞれカマンおよびレコテックと協働し〜、両社の事業 展開をさらに加速させます。今回の両社への支援は、2019 年にAEPWが国際NPO として設立して以 来初の日本国内プロジェクトとなります。